校庭の桜が咲き始め、季節はすっかり春になりました。あたたかな日差しの中、3月20日、令和4年度の卒業式が行われました。堂々とした姿で式に臨む卒業生の姿は、6年間の節目を感じさせる立派なものでした。卒業証書授与では、担任から名前を呼ばれると力強い返事が返ってきました。別れの言葉は、6年間の思いがこもり、合唱「絆」の歌声は会場に響きわたりました。
式が終わり、教室では、再び担任から一人ずつ証書が手渡され、最後の話がありました。さまざまな思いが胸をよぎり、涙ぐむ子もいました。卒業生の皆さん!これからの活躍を心から願っています。卒業、おめでとうございます。
家庭防災の日【3月】
6年生修了式・卒業式準備
LEGO
奉仕作業
卒業式総練習
小中交流会
2・3年合同道徳授業
13日と14日、2年生と3年生で合同道徳授業を行いました。教材は「しあわせの王子」です。
『ある王子の姿をした銅像に、南の国へ帰るツバメがやってきました。ツバメは、銅像の王子の涙に気付きます。王子は、町の不幸せな人たちのことを思い、涙を流していたのです。ツバメは王子の頼みを聞いて、不幸な人たちに、銅像の王子に埋め込まれていた宝石を届け続けました。やがて王子はなんの飾りもない姿になってしまいました。寒い冬がやってきました。南の国へ帰るツバメは、王子の像の足元で永遠の眠りについたのでした。』
この物語に出てくる「美しいもの」をカードに書き、それを分類しながら「美しいもの」について考えました。2年生と3年生で意見交流する中で、3年生は2年生のことを思って優しく教えてあげる姿がたくさんありました。振り返りでは、2年生は3年生の意見を聞いて「いつもと違う雰囲気で考えが深まった」という意見を書いていました。
「美しい物・美しい行動・美しい心」など、さまざまな「美しいもの」に出会い、それを「美しい」と感じられる、感受性豊かな人に育ってほしいと思います。