2・3年合同道徳授業

13日と14日、2年生と3年生で合同道徳授業を行いました。教材は「しあわせの王子」です。

『ある王子の姿をした銅像に、南の国へ帰るツバメがやってきました。ツバメは、銅像の王子の涙に気付きます。王子は、町の不幸せな人たちのことを思い、涙を流していたのです。ツバメは王子の頼みを聞いて、不幸な人たちに、銅像の王子に埋め込まれていた宝石を届け続けました。やがて王子はなんの飾りもない姿になってしまいました。寒い冬がやってきました。南の国へ帰るツバメは、王子の像の足元で永遠の眠りについたのでした。』

この物語に出てくる「美しいもの」をカードに書き、それを分類しながら「美しいもの」について考えました。2年生と3年生で意見交流する中で、3年生は2年生のことを思って優しく教えてあげる姿がたくさんありました。振り返りでは、2年生は3年生の意見を聞いて「いつもと違う雰囲気で考えが深まった」という意見を書いていました。

「美しい物・美しい行動・美しい心」など、さまざまな「美しいもの」に出会い、それを「美しい」と感じられる、感受性豊かな人に育ってほしいと思います。